当サイトはプロモーションを含みます。

介護士と介護福祉士について

介護士と介護福祉士の違い

 

介護の仕事に興味を持っていたり、これから介護職に就こうと思っているあなたにお聞きしますが、介護士と介護福祉士の違いはご存知でしょうか。

【介護士】と【介護福祉士】言葉はよく似ていますが実際のところはどうなんでしょうか?

じつは、大きな違いがあるのです。

今回は、この大きな差をを説明したいと思います。

介護士と介護福祉士の違いは何?

 

両方とも介護の仕事に関係していることは間違いありません。これは分かると思いますが、介護士と介護福祉士の違いまでは分かる人は少ないかもしれませんね。

 

介護士とは!介護の現場で働いている職員の総称

ということは、介護士になるのに特別な資格はいらないということです。無資格でも介護士として働くことはできます。

なので、介護士として働きながら資格を取ってキャリアアップしていく方も多くみえます。

多くの場合ステップアップのために、無資格で働いていた人は「介護職員初任者研修」「実務者研修」といった資格を取ることが求めらますが、介護士として働くのに資格はいりません。

介護福祉士とは!社会福祉専門職の介護に関する国家資格

「介護士=介護職全般に関わる仕事」ということは、介護福祉士もその中に含まれていることになります。

大きな違いは介護福祉士は国家資格です。介護士が取る資格の中で現時点では唯一の国家資格になります。

受験資格も厳格で、誰でも受験できるわけではないキャリアアップには欠かせない資格なのです。

介護士と介護福祉士の仕事の違いは何?

いずれも要介護の方の身体の状況に合わせた、着替えの介助、食事介助、排せつ介助、入浴介助、口腔ケアなど日常生活全般のケアをします。

基本的な仕事は同じです。

しかし、介護福祉士の資格を持っていることは”国に認められた介護職”としてお墨付きを貰えます。介護についての専門的な技術や知識を持っていることになれば、当然ですが雇用側のみる目も変わってくるでしょう。

介護の仕事で、管理職やリーダーを目指すなら必須の国家資格といえます。

 

介護福祉士の5つの特徴!

 

介護福祉士の重要な特徴をあげてみたいと思います。

  1. 介護福祉士は、「社会福祉及び介護福祉士法」の基づく国家資格の一つ。
  2. 社会福祉士、精神保健福祉士に並ぶ三福祉士の一つで福祉系国家資格。
  3. 受験するための受験資格が必要、誰でも受けられるわけではない。
  4. 介護関係の仕事に就くならぜひともとっておきたい資格。
  5. 介護福祉士の上位資格として『認定介護福祉士』がある。

5つの特徴をあげましたが、誰でも思い付きで簡単に取れる、研修すれば取れるような資格ではありません。

特に5つめの認定介護福祉士は介護福祉士の資格取得をして実務経験を積む必要があります。認定介護福祉士養成研修の1類と2類を合計600時間受講、さらにレポートを提出する。

3つ目の特徴の受験資格は、養成施設ルート(福祉系の大学や養成施設からのルート)・福祉系高校ルート(高等学校等・特例高等学校からのルート)・実務経験ルートなどがあり、

高校や大学などで上記のルートをたどっていないと実務経験ルートになります。

 

「社会福祉及び介護福祉士法」で以下のように定められています。

「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正により、平成29年度(第30回)から、養成施設ルートが介護福祉士国家試験の受験資格となりました。なお、養成施設を令和3年度末までに卒業する方は、卒業後5年の間は、国家試験を受験しなくても、または、合格しなくても、介護福祉士になることができます。この間に国家試験に合格するか、卒業後5年間続けて介護等の業務に従事することで、5年経過後も介護福祉士の登録を継続することができます。令和4年度以降に養成施設を卒業する方からは、国家試験に合格しなければ介護福祉士になることはできません。

実務経験ルートで受験を希望する方は「実務経験3年以上」だけでは受験できません。平成28年度(第29回)試験から実務経験に加え、養成施設等における「実務者研修」の修了が必要になりました。

介護士が介護福祉士の資格を取得するメリット

介護士と介護福祉士の仕事内容に大きなちがいはありませんでしたが、資格を持っているのと持っていないのとでは大きな違いがでてきます。

では、介護福祉士の資格を持っているメリットをあげていきましょう!

就職の際の優位性

当然ですが、介護福祉士の資格を持っている人は求人側としてみれば専門知識や実務経験を考えて喉から手が出るほど欲しい人材になります。

ご存知のように、想像以上にはやい日本の高齢化により介護業界は、常に人出不足状態が続いています。資格がなくても就職できますし、未経験の人でも就職先はたくさんあります。

しかし、そんな状況の中でも、介護福祉士の資格を持っているとなると就職先の幅が広がり就職活動を有利に進められます。

「要資格」「資格者優遇」などの言葉を見ることがあると思いますが、大きな武器になりますね。

資格の有無による賃金差

「資格者優遇」「資格手当あり」などと書かれている求人票があります。

資格を持っているか、いないかによる賃金差ははっきりあるのです。

「社会福祉、介護福祉士就労状況の調査」によると、資格手当の平均月額は約8300円と言われていますので、毎月となると大きな差になってきます。

さらなるステップアップ

介護福祉士になったら認定・専門介護福祉士と介護支援専門員などのさらなる高みを目指すことができます。

どんどんステップアップして、介護の専門性を高め仕事のやりがいにつなげましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、介護士と介護福祉士ですが仕事内容は似ていても資格の有無で大きな違いがありましたね。国家資格は強いですね!

介護福祉士の資格を目指すには、実務経験3年以上と、介護実務者研修が必須です。焦らずじっくりと計画を立てて、是非とも介護福祉士の資格を取ってくださいね。

あなたなら、必ず取れるはずです!!

 

介護職サポート専門のサイトはこちら!